面積：

106.57㎡（建物）
141.73㎡（敷地）

​​池緑地と2本の桜木に隣り合う木造住宅のご紹介です。

お隣の「久屋池緑地」は四季折々のお花や緑を楽しめる地域の方々の癒しスポット。現地へ訪れた際もお花見のみならず、ウォーキングや池に住みつく生き物たちを観察している人など、それぞれの時間がゆるやかに流れていました。

印象的だったのが、地域の有志者が熱心に花壇のお手入れをしていたこと。すでに花壇にはたくさんの紫陽花が植えられており、梅雨の時期が待ち遠しくなるほどの景色でした。自宅近くに住民から愛された憩いの場所があるってなんだか嬉しい気持ちになりますね。

この環境を自宅でも楽しむべく、本邸宅には池緑地を楽しめるテラス席があります。春には食事の時間をより豊かにするダイニングとして、秋には心地よい風を感じながら没頭できる読書スペースとして。これまでも折々の時間をより濃厚なものにする第二のリビングとして家族の時間を彩ってくれていました。

1階にはリビングと居室が2つ、2階には居室が3つ、そして、2F天井上部にある梯子を降ろすと、3Fの秘密基地感が溢れた居室が1つ設けられています。築41年という月日が経過しているので、建物へはクラックが入っていたり、床のきしみがあるなど、各所劣化が出ていますので、購入後の建物へのメンテナンス費用は念頭に置いていただいた方が良いかもしれません。

当物件が佇む南区桧原エリアの主軸となる公共交通機関はバスになりますが、自宅から徒歩3分のバス停からは天神や高宮駅まで行き来が可能なので、ストレスなく中心地へ出ることも可能です。また、敷地内には普通車2台ほどの駐車スペースもございます。

徒歩圏内には遊具が充実した長住公園や定期的にイベント等を行うほど賑わっている長住大通り商店街があるなど、住環境は申し分ないかと思います。そして、特筆すべきは福岡でも有数の桜の名所である桧原桜公園までも目と鼻の先程の距離であること。

「桧原桜」は元々、道路拡張の為に伐採予定でしたが、地域住民により桜の延命を願う短歌が樹木に吊るされたことで、当時の市長の目に留まり、桜の伐採が中止されたという心温まるエピソードでも有名です。

住民の想いで素敵な町並みを守りつつ、創っていくという風土が染み付いたこの場所は「住処」としてもってこいなのかもしれません。

※居住中の為、室内写真は少なめです。

※キッチン横に約12平米の増築部分があります。（図面表記なし）

※建物北側には4m程の高さがある崖があります。