面積：

76.75㎡

もろ好みのタイプの物件との出会いが一番なんですが、内装のテイストが気に入らないんだよなぁとか、余計な改装しちゃってるんだよなぁって思うことありませんか？

ダイニング、ユーティリティスペース、ベッドルーム合わせて約20帖は、ほぼ土間。個人的に一度は土間のお部屋に住んでみたいなと思ってるんですが、既に新品の床材が貼られた後とかだと剥がすのもったいないし、お金もかかるし、勇気もいりますよね。このお部屋なら外国の暮らし方のようにラグを敷いてみたり、飽きたなと思ったらお好みの床を貼ってしまうっていうのもアリかなと。

キッチンと13帖の開放リビングの床は小上がりになっていて合板クリア塗装仕上げ。馬目地で貼ってあるので、このままでもかっこいいし、別の床材をこの上から貼ることも出来ます。

天井は落として、杉板本実型枠コンクリート工法の躯体現し。まだ、コンパネが普及していなかった時代に杉板で型枠を組みコンクリートを流し込む工法で、コンクリートに杉板の目地が転写され、なんとも味わい深い表情。

躯体の粗々しい雰囲気を残しつつ、建具は木の素材を生かして上品に仕上がっています。建具は塗装で気分を変えてみることも出来るし、キッチンの背面の壁はブリックタイルとか貼ってみてもカッコ良さそうですね。

完成だけど未完成でもあり、住みながら造っていく。フレキシブルに進化を遂げられるそんな物件です。

そして、間取りは3DKだった間取りを大胆に1LDKにリノベーションされています。2面採光の抜けた眺望がとても気持ちの良い南東側の空間をリビングに、キッチンに立つと奥のリビングまで視界が抜けるようになっています。土間のユーティリティスペースには、デスクを置いて書斎にしてみたり、本を並べて読書したりと色々と活用出来そう。

設備はキッチン含め水周りは宅内配管から全て新設されていますのでご安心を。

ネックをあげるとするならば、バスタブ無しのシャワーブース。あと、エレベーター無しの5階です。（表記は5階ですが、建物外観を見ていただくと判りますが、4階から半階上がったところに位置するので4.5階といった感覚です。）

ただ、リビングからの抜けた眺望は、この階段を登ってからこその景色。何者にも代えがたいご褒美です。

敷地内1階には鍵付き倉庫がついていて、バイクやお気に入りの自転車、アウトドアグッズなんかも収納出来ます。極めつけに、平尾駅から徒歩9分という立地にありながら、敷地内駐車場が1台月額3,000円というのも大きなポイントでしょう。

管理費・修繕積立金といったランニングコストも安く、賃貸物件ではなかなか出来ない改装を自分好みに買って楽しんでみるという選択肢もあるのではないでしょうか。

もちろん、そのままでもどうぞ。

※売主につき当物件に仲介手数料はかかりません。