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百道浜の変遷を見守る名建築 |
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マークイズから百道方面へ車を走らせていると、どうしても視線が持っていかれる建物があります。長く伸びるボリュームに三角屋根がリズムよく連なり、手前には街路樹のイチョウ。季節によって表情を変えながら、通りの風景をつくっている建物です。 このマンションが建てられたのは約30年前。幾何学的なデザインでありながら、屋根の連なりが山並みのようにも見える少し不思議な外観です。設計を手掛けたのは、福岡を代表する建築家の三浦紀之氏。年月を重ねた今も、その佇まいにはしっかりとした貫禄があります。 もともとこの一帯は、昭和のころ市民で賑わった百道海水浴場の沖合いにあたる場所です。海岸線を埋め立てて街がつくられ、その比較的早いタイミングで誕生したのがこのマンション。今のように周辺に建物がびっしり並ぶ前から、この通りの景色を見守ってきました。 敷地は細長く、住戸は北向き。共用廊下側が南になっているため、そこに差し込む日差しを室内に導く役割を担っているのがガラスブロック。外観のアクセントになっているだけでなく、光を柔らかく取り込みながらプライバシーも守ってくれる部材です。デザイン性と機能性がきちんと結びついているところに、建築家の仕事ぶりを感じます。 今回募集が出ているのは、1DKタイプのお部屋。広さ的には一人暮らしにちょうど良いサイズ感。個性的な外観からは少し意外ですが、室内はすっきりとしたシンプルなつくりです。 立地柄、目の前の通りは車の往来も多めなので、窓を開けて過ごしたい方や音に敏感な方は、現地での雰囲気を一度確かめていただくのがおすすめです。その代わり、駐車場に空きがあること、小型犬や猫と暮らせることなど、嬉しいポイントはしっかり押さえられています。 窓の向こう見えるのは、西南学院小学校の建物。今の百道エリアらしい風景を切り取る眺めですが、ここがかつて海の上だったと想像してみると、同じ景色も少し違って見えてくる気がします。 ちなみに、賃貸の一人暮らし用マンションで、こんな建築物はなかなかありませんので、建物ラヴァーの登竜門的な一室として選んでみるのも面白いのではないでしょうか。 |
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| 幾何学的な造形美。 |
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| 一人暮らし用のマンションなので建物ラバーの登竜門でいかがでしょうか。 |
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| 室内はシンプルな仕上がり。 |
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| ガラスブロックが南の光を優しく取り込み、室内に穏やかな明るさをもたらしています。 |
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| 賃料 | 6万8,000円 | 専有面積 | 32.20㎡ |
| 敷金 | なし | 礼金 | 1ヶ月 |
| 償却 | なし | 共益費 | 5,000円 |
| 所在地 | 福岡市早良区西新 | ||
| 交通 | 地下鉄空港線「西新」駅 徒歩8分 | ||
| 建物構造 | 鉄筋コンクリート造 8階建て | 所在階 | 3階 |
| 築年 | 1996年 | 取引態様 | 媒介 |
| 設備 | 都市ガス/システムキッチン (2口コンロ)/ 温水洗浄機能便座/TVモニター付きインターフォン/オートロック/エレベーター | ||
| 備考 | ペット可(小型犬、猫 ※条件変更あり)/インターネット無料/駐輪場/バイク置き場/駐車場あり(月額:16,500円)/駅徒歩10分以内/要火災保険契約 | ||
| 情報修正日時 | 2025年11月28日 | 情報更新予定日 | 2025年12月16日 |
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