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いのち継ぐ小商い | ||||||||||||
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" むかしはここで茶を売っていた " いきなりなんだってのは置いといて。こんなメディアをやってると、"まちづくり"とか"建築"ってワードが常に近くにあるものです。 それらは「目の前の世界を誰がどう構築してきたか」という意味で、小さなクリエイティブの集合体であるとともに、もっと根っこの部分には「どんな縁だったり信念が巡り巡ったか」という、時間(いのち)が隠れているなんてことを実感します。 もちろん、過度にその歴史を紐解いたりする必要はないけれど、本物件のように「古くはお茶屋オーナーが購入し、当時の営みを見守ってきた伝統建築」というストーリーに触れれば、なんだか、とても大切にしたい気分にさせられるもの。 なお、築年数は驚異の105年・・・!!さすがに書いてて手が震えましたわ。知ってて記事にしてるのに。 現地で驚いたのは、一見、親父にもブタれたことがないような顔つきをしていたこと。当然、1世紀以上も生きてれば色々ありますから、内装も含め、地域の仕掛け人とまちづくり会社による再生を経て今の姿があるってわけです。既存の雰囲気を最大限活かした施工がされていて、かなり素敵に仕上がっていますよ。 ちなみに、奥に細長い戸建てという個性的な一面の持ち主であり、れっきとした八女福島の伝統的町家建築のひとつ。そのうちの一範囲を事務所・店舗として募集します。2階はホテルになっていたりと、商いの方向性次第では素敵なシナジーまで期待できそう。 ただし、大前提として改装はできません。「借主側がこの佇まいに溶け込む必要がある」と言えば、なんとなく角が立ちそうですが、工房・物販・お教室etc... 基本的には何をしても様になるでしょう。 その他、重飲食利用はNG。軽飲食程度であれば相談可能です。ただ、現状ではガスの引き込みはおろかキッチンもありません。設備を整えるにしても、できればIHで完結できるレベルでお願いしたいのと、それに関する改装は貸主側で施工することになり、その分の費用は賃料に反映させていただく形で見込んでいます。 上記、色々と擦り合わせはいるけれど、旧お茶屋の歴史建築でコーヒーを飲めるかもって... 考えただけで気絶しそ。 そんな具合で「いい感じに新たなストーリーを紡げるか」みたいな要素も求めてはいますが、地域の象徴的な物件であるがゆえ、センスよく大切に使ってくれる方という視点を優先したい構えです。 尺がたりなくて全く触れていませんが、まち自体すごく面白い場所だったので、その辺も期待しててください! ※表記の面積は、手洗い場・トイレ・庭を除いたものです ※3年間の定期借家契約となります(再契約相談型) ※審査の一環として、貸主との簡易的な面談を予定しています ※住居用途不可 ※転貸に係る用途(シェア・民泊等)不可 ※ペット連れ込み不可 ※駐車場を近隣に3台分確保済み(賃料込) |
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大開口の掃き出し窓は圧巻。視認性の点ではもちろん、自然光が作り出す雰囲気も魅力大。 |
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所謂「うなぎの寝床」ですね。「中ノ間」→「座敷」という呼称で、和室が繋がっていきます。 |
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これは美しい!いまや貴重なすりガラス、しかも複数のパターンで...。魅せてくれます。 |
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この土間を「通リニワ」と呼ぶそうです。昔はこの先に「ダイドコ(台所)」があり、住居へと繋がっていたとのこと。 |
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専有面積 | 66.02㎡ | ||
所在地 | 八女市本町 | ||
交通 | JR鹿児島本線「羽犬塚」駅 6.8㎞(車約18分) | ||
建物構造 | 木造2階建て | 所在階 | 1階 |
築年 | 1917年 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | 電気/温水洗浄便座 |