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2008.5.7

 
CHAPEL HOUSE めぐりあってしまった元教会という物件
 

めぐり逢ってしまったのです。元、「教会」だったという物件に・・・。

エステサロンを開きたいという友人のクライアントの物件探しをお手伝いをさせていただいていた私の目の前に、衝撃的な物件が現れたのです。
味のある物件をこだわって探しまわっていた私に、とある不動産屋さんから「こんな変わった物件ならあるよ...」と差し出された物件情報。
そこに書かれていたのは、「元教会」「48帖のリビングルーム」「250㎡の一戸建て」という言葉でした。

物件情報に載っていた図面。あきらかに普通ではありません。

運命の人、と言えるような人にであったときは、このようにビビッ!!とくるのでしょうか?!一目ぼれでした。
仕事がら、数々の物件を見てきましたし、自分でもおもしろい物件をつくって、住んでいたりした私ですが、この物件には恐れ入りました・・・。
閑静な住宅街に白くそびえたつその「元、教会」。何人の靴がはいるのか?という広い玄関。そしてその先に広がる、48帖の部屋・・・!!!

柱もなんにもないのです。まるで体育館?(それはちょっと言いすぎ・・・)エアロビおたくの私が通うどこのスポーツクラブのスタジオよりも広い。
窓はアールを描き、スケールの大きさも伴って、まるで異空間に迷い込んだような感覚でした。 
それもそのはず。この部屋は以前教会で礼拝堂として使われていたようです。それにしても教会だったと言われないとわからないくらいのシンプルさ。
48帖あれば、何に使いますか?卓球台も9台くらいは入ります。なんでもできちゃいます。
隣の部屋にはにはキッチンスペースとトイレが配置され、庭はなぜか日本庭園風。(外観はモロにアメリカンなのですが)


即、即、「ここに住みます」と私。
(あなたは探す人でしょ・・・という感じで、自分の任務なんてすっかりそっちのけでした)

250㎡近くある、この広さの一軒の貸家にどうやって住むのか...。それからは私の頭の中では、この家にどうやって住むのか、という想像ばかり。
しかし、これだけ広いと何でもできます。何でもできるから、住まうまでに一ヶ月くらいはかかりました。


結局、1階は友人にエステサロンをおこなってもらい、2階は私の巨大なプライベートルームにすることに。

エステサロンとして生まれ変わった48帖の巨大スペース。

2階は牧師さんが住まわれていたようなので、住居としての機能が備わっていました。しかし、それにしても一つ一つのスケールが大きいこと...。

まず、キッチンは11帖。カントリー調のシステムキッチンにはガスオーブンも備え付けられています。

(のちに近所の人からお聞きしたのですが、クリスマスには七面鳥を丸焼きして振舞うことができないといけないので、こんなに大きいのが必要らしい)

階段ホールの吹きぬけスペースはエアロビスタジオに。こちらも11帖。

リビングらしきお部屋も12帖。寝室らしきお部屋も12帖。2つの部屋の扉は可動式間仕切りになっているので、開けば24帖のお部屋に。
私の全財産であろう家具たちも、堂々と存在感をだし、私なりにお金をかけたオーディオ関連も、この部屋の広さのおかげか、「このスピーカーこんなにいい音をたしてくれたの!?」と。

南側にはしっかりとベランダ、しかも上からテントもでてきます。
隣の家とも距離があり、ベランダからは目の前の桜並木と青空が眺められます。

サニタリー、お風呂も広々。この空間はまるで日本ではないみたい・・・。その奥にはまだ8帖の部屋もあるのです。(多すぎてカットしますが)
その間取りも、すべての部屋がぐるぐる廻れるような間取りで、日本ではあまりこのような間取りのつくりは見かけません。
それもそのはず、この建物はすべてアメリカ人によるものらしいのです。(カーペンターがアメリカからやってきたよ!と、これもご近所情報)

また、仕様も素敵です。
ドアノブもレバーではなく、丸いゴールドのドアノブでしっかりとしながら、その丸みがとてもかわいいのです。毎日触るものですから愛着もわきます。
ドアも本物の木でしっかりとした重厚感。もちろんドア枠、窓枠には本物のモールが廻ります。高さもすべて高い。壁も壁紙ではなく、すべてペンキぬり。


そして、この貸家の素晴らしさは、春にやってきます。

家の前、小川の沿にはこの町の名物の桜並木がつづきます。

しかも、しかも夜はライトアップしてくれているのです。
そんなこともまったく知らず、初めて夜、家に帰ってきた私は、ただ感激してしまいました。家の中から夜桜見物、最高です。

春は、毎晩家でお花見です。何人きてもへっちゃらです。巨大なキッチンもありますし、設備も充実。
この建物のおかげで、私のネタが増え、人脈が拡大していけるのです。今年も春が待ち遠しい。
集まってくれるみなさんが心からくつろいでくれ、楽しんでくれる場所をもてたことは本当に幸せです。

先日は友人のピアニストとバイオリニストが福岡で演奏会があるの帰福するよ~ということで、ホームコンサートを決行。50人から60人くらいの方に友人達の素晴らしい演奏を聞いてもらうことができたり。

とても素晴らしい物件なのです。この物件なしでは、私は語れない・・・くらいに

先日、「福岡R不動産」のオープニングパーティもこのお家でやってしまいました。

延べ100人の方々にお越しいただき、盛大なオープンを迎えることができたのです。
それにしても、100人も入れてしまう戸建って・・・

福岡R不動産オープニングパーティの様子。

糟屋郡志免町という場所にあるこのお家。福岡空港から車で10分程山の方(東の方)に行ったところです。
最初は中心部までの距離が気になりました。でも、住んでしまえば会社のある天神まで自転車でほんの45分。
福岡は高低差の少ない街なので、自転車でも楽々行けてしまうのです。(冬はちょっと寒いですけど...)

都心部に限定して物件を探していたら出会えなかったこの物件。今ではこのスケールの大きい部屋で、桜を見ながら過ごすのが私のライフスタイルになっています。ちょっと視野を広げるだけで、福岡にはまだまだ無限の可能性が眠っているはずです。

このブログについて
 

海も川も緑も、そして街も空港も、なんだってすぐそこにある福岡。東京から移住して、気づけばその魅力を満喫すべく、会社を立ち上げたり、倉庫のような物件を改装してオフィスにしたり、果てには芥屋の海沿いに土地を買ってしまったり。徐々に増えていく福岡R不動産のメンバーとともに、この街の魅力を再発見する日々を綴ります。
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著者紹介
 

本田雄一
長谷川繁
坂田賢治
松尾隆文

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