面積：

53.29㎡

贅沢に１フロア２住戸で設計された、迫力を感じる建物。

なかでも目を惹くのは凹凸が際立つ外観デザイン。凹んだ中央の箇所にはお部屋がなく、両端の２住戸を繋ぐ空中回廊になっていることが特徴です。

空中回廊って聞き慣れない言葉かと思いますが、閉鎖的ではない共用廊下っていうふうに、ざっくりとイメージしていただければ。各部屋が角部屋として独立するというメリットはもちろん、採光の確保にも一役買っています。

カッコ良さだけではなく、住み心地に配慮されたデザインに私自身も大感激。

建物玄関には「なぐり加工」を施した木製扉を採用していて、これから始まる内覧への期待感をグッと高めてくれます。その先のメインエントランスは柔らかな明かりが来訪者を包む込む、洗練された吹き抜け空間です。

お部屋に着くと、木製のガラリ戸が待っていて、開けてみると3帖ほどのプライベート空間が出現します。玄関扉へ繋がる動線にもなっているので、ガーデニングで彩って来客のハートを鷲掴みにするためのものと私は解釈しました。その他、自転車を置いておく用途などにも最適です。

室内はタイル張りの床と珪藻土の壁面。バルコニーには木製のルーバーを使うなど、バラエティに富んだ素材を使用しているにも関わらず、違和感ゼロ。この辺のバランス感覚も素晴らしいです。

キッチン、バスルーム、独立洗面台などの水回りは某ブランドとのタイアップとのことで、充実した設備もお楽しみに。

間取りとしては、広めの１LDK。引き戸をオープンにすることでワンルームっぽく使えます。また、事務所としても利用可能と、多様な用途まで想定した自由度の高い空間です。

エリアは、市内随一のハイソな空気の漂う「浄水通」と落ち着いた大人の街「薬院」の丁度境目。街ナカに立地していながら、浄水通り方面や桜坂方面の緑も見えて心が休まります。

実はこのあたり、古いマンションが多いため、カッコよくて新しい物件って中々ありません。そういった市場的な観点でも、何気に珍しい物件なのです。

"素敵なこの街に溶け込む自由なライフスタイルであって欲しい"

そんな、概念に囚われない建築家のこだわりが、入居者の想像力を生かし、様々な暮らしや仕事のあり方を可能とするステージを提案してくれているように感じました。

その想いが、入居者とこの街を繋ぐ「架け橋」ならぬ、「空中回廊」となることを願います。

物件動画はこちらから

※オーナーによる審査、面談があります。