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Next Nexus - リミックスモダン - |
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◆3月末まで居住中につき、ご内覧は4月上旬からを予定しています◆ 1990年代初頭、国内外の著名建築家6名による競作プロジェクトにて誕生した「ネクサスワールド」。福岡市が世界に誇る集合住宅群です。 どの建物も悠にリノベ適齢期を過ぎているのですが、マニアを中心に「オリジナルの内装に住んでなんぼ」という風潮が少なからず存在しています。 個人的にも、その価値観には強く共感している一方、個性的な設計であることや時代による生活様式の変化が影響してか、「住みこなしが難しい」という声を聞くこともしばしば。 ネクサスワールドで在り続けることと、暮らしの舞台として変化を許容していくこと、この塩梅に関して誰しもが納得する答えは出せそうにありませんが、それでも真摯に「次のステージはどうあるべきか」を思考し、表現したお部屋には、色眼鏡なしで注目していくべきだと考えます。 本記事でご紹介するのは、アメリカの建築家スティーヴン・ホール設計による一棟より。2020年、とある若手建築家の手でリノベーションされたメゾネットタイプの一室です。 その意匠について「外観や共用部に見られるスティーヴン・ホールのデザイン性を室内の隅々まで落とし込んだ」と言い、コンセプト段階から興味深いものであったことが伺えます。 仕切り壁をなくしてキッチンスペースをセミオープンにしたり、下階にあった洋室2部屋を1つに繋げたりしているのは、共用部が持つ視界の広さや明るさ、開放的な設計のオマージュ。さらに、壁や梁のブルーペイントは外壁の色をサンプリングしたそうです。 編集中、写真をズラッと並べて見たところ「これって共用部と専用部どっちだっけ?」という具合に、頭の中が瞬間的に混乱するシーンが多々ありました。あぁ、コンセプト通りにやられちゃってるな、と。 その他にも、躯体表しや左官、合板など、異素材による表層を組み合わせることで、空間に豊かな表情を与えてくれているわけですが、この振る舞い自体、共用エントランスで見られる特徴のひとつなのです。 もともとのデザインとして面白いのは、玄関から入ってすぐのところに小階段を設けることで、リビングスペースを意識的にゾーイング、いわゆるスキップフロアを採用していること。海外アーキテクトの仕事らしく、箱自体にかなりの天高を設けているおかげで、床のレベルが上がっても圧迫感なく過ごせます。 また、フロア上方の共用廊下側には横幅一杯の連続窓を配していて、外からの目線をカットしつつ十分な採光量を確保。窓の距離もグッと近くなり、居室全体に光が届きやすくなっている点も秀逸ですね。 現代においても快適な要素はそのままに、より入居者の暮らしに寄り添った「Next Nexus World」が再登場です。 |
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入口からフルスロットル。たまらん雰囲気。 |
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エントランス内側から。大きなガラスと屈折したフレームが、言葉にできないほど素敵です。 |
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お部屋までの通路。上方の連続窓が、スキップフロア部分のやつです。 |
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スキップフロア全体。下階へは中央の階段で。 |
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賃料 | 専有面積 | 92.80㎡ | |
敷金 | なし | 礼金 | 2ヶ月 |
償却 | なし | 管理費 | 5,000円 |
所在地 | 福岡市東区香椎浜 | ||
交通 |
JR鹿児島本線「千早」駅 徒歩15分 西鉄バス「香椎浜四丁目」停 徒歩4分 |
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建物構造 | 鉄筋コンクリート造 5階建て | 所在階 | 4-5階 |
築年 | 1991年 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | 都市ガス/給湯/CATV/BS/システムキッチン(3口)/エレベーター/オートロック/TVモニタ付きインターフォン/食器洗浄乾燥機/浴室乾燥機/エアコン(2台) | ||
備考 | ペット可(小型犬または猫1匹まで)/町費(月額):300円/駐輪場(300円/台)/駐車場あり(空き要確認)/要火災保険契約 | ||
情報修正日時 | 2024年3月3日 | 情報更新予定日 | 2025年5月9日 |