面積：

64.64㎡

駅徒歩何分という枠を超え、駅そのものが対象です。正確に言うと構内の一角。

全国各地、過疎エリアを中心に無人駅化が進む昨今ですが、ここJR筑後吉井駅にもその波が押し寄せています。そこで、職員さん達が働いているスペースを地域振興に繋げるべく、発足されたプロジェクトなり。

近年、"白壁の町"を背景に、宿泊施設や小規模店舗の開発など、感度の高いまちづくりが印象的なうきは市吉井地区。

インバウンド需要も高まってるほか、実際に足を運んでみると、週末を中心にファミリーやカップルの姿もよく目にするなど、注目度の高さを実感できます。

当物件、その観光中心地への最寄駅という位置付けではあるのですが、リアルな駅利用者を紐解くと、地元の学生さんを中心とした通学・通勤利用がメインというのが実態。

とはいえ、賑わいのある大通りまで距離的にはほど近いうえ、当物件の個性が相当に大きなバックアップとなることも事実ですから、ブランディングの手腕が試されるところかもしれません。

一方、「特別な場所でなくても、地元の住民や駅利用客が一息ついたり、コミュニケーションを図れるような空間を担ってくれると理想的」という貸主側の想いもありまして、その観点にもハマっていただける事業者さんだと、余計に喜ばしい限りです。

デザイン的なお話も少しさせていただくと、スペースを広く使えるように間取りの解体を中心に実施していますが、元々の状態からさほど大きくは変わっていません。

入口ドアなどの更新されている部分に関しても、全体の空気感を壊さないような素材選びがされていて良い感じです。

なお、借主による改装は基本的にNG。希望があれば協議のうえ、貸主にて工事させていただきますが、その分の費用は賃料に反映されることになります。

その他、電車の発着時刻表が記された黒板を中心に、歴史を感じられる一部の名残は敢えてそのままに。コンバージョンのお手本とも言うべき素敵な塩梅ですが、逆に、撤去はできませんので悪しからず。

外壁には町の象徴である白壁を採用しているなど、古き良き文化や伝統すらも巻き込んでいくような、新時代の駅舎風景をココに募ります。

※間取り図内 赤枠が契約対象部分です

※期間未定ですが、駅員様との共同利用が発生する見込みです（詳細な条件などは別途、具体的協議のうえでご説明）

※用途については要相談となります（重飲食店、住居利用不可）

※駐車場10台分を利用可能です（利用料は賃料に含む）※10台以上の利用については応相談

※トイレおよび駐輪場は駅共用のものを利用可能です

※定期借家契約となります（期間応相談、再契約相談型）