価格：

1,600万円

面積：

94.46㎡

♦︎価格改定しました♦︎

北九州市小倉南区にある、山の連なりを模したような集合住宅。街の中心部までもほど近い立地ながら、本物の山の稜線まで目視できるほど、豊かな自然を身近に持つ住環境です。

加えて、大型のルーフバルコニーをはじめ、余裕のあるアルコーブ、全部屋角部屋など、ゆとりある設計が興味をそそります。

また、敷地内には組合員全員が共用で使える畑を完備。同場所にある東屋は管理組合の集会所代わりになっていて、その流れで、お酒を酌み交わすこともあるそう。バーベキューもできるので、家族はもちろん友人を呼んで楽むこともできるし、屋外水洗を活用して皆んなの洗車場としても機能しているのだとか。

ペット飼育可能な点も含め、マンション暮らしで生まれがちな不足感を解消できる共用部のみならず、管理組合による仕組み作りまでもが、なんだか暮らしに対する暖かな温度感を纏っているようで、それはある意味、素敵なデザインの一部と言えるかもしれません。

その他、概要からは読み取れない部分に触れると、最寄り駅まで徒歩圏内ながら帰宅時には5階まで階段で登る必要があるという点はネックになるかも。ただ、階段を登りきったところに無料の駐車場が1台分付与されるので車移動の場合には無関係です。

内装に関してはスケルトンに解体後、設計士である売主が自ら考案。工務店の手によって形にしました。

仕切られているようで仕切られていない、お部屋の扉部分をくり抜いたような木製の壁が配された個性的な一室。半個室空間をリビング内に数箇所作ることで、緩やかにゾーニングされています。

ここでの暮らしを想像するに、視界には入らずとも家族の存在が認識できたりと、一定のプライベートは保ちながらも同居人との関係性をつないでいてくれる。その曖昧さに、心地よい時間が"見え隠れ"しているような気がするのです。

なお、引き戸などをカスタムできれば、最大4〜5LDKとして使うこともできるし、逆に、木製壁を撤去してよりオープンな空間へ変化させることも可能なはず。

ということで「なんLDKか？」なんて野暮なことは気にせず、まずは心ゆくままに楽しんで見極めるべし。物件探しの背後にしつこく付いてまわる"間取り"とかいう看守役とは、ここらで一旦おさらばしましょう。

ちなみに、そんな自由気ままな設計が成せるのも、94.46㎡というゆとりがあってこそ。そこに、64.74㎡のルーバルが組み合わさった破壊力は想像に容易いかと。

詳細は写真とキャプションをご覧いただければと思いますが、表層の配色などからくる纏まりの良さ、細かな仕掛けや素材使いなどに垣間見えるクリエイティビティに「流石はプロ」という気持ちにさせられる一方、実は、他の部屋なども含め未仕上げの壁面がいくつかあるという、お茶目さも併せ持っています。

そこは、より好みの自邸として愛していくための余白と捉えてもらえたらポジティブだし、その隙を埋めていく過程自体も含め、暮らしの楽しみに変えていただければなによりです。

※売主居住中のため、ご内覧は事前の日程調整が必要です。