賃料：

7万8,000円

面積：

42.84㎡

築古でボロボロ、空室だらけの解体予備軍だったマンションを丸ごと再生するという感動のアケボノプロジェクトから早１０年。

ちなみにプロジェクト発足当時から、最初で最期のとか言ってたものの、大掛かりなリノベ部屋はこのお部屋でほんとに最期でした。

さみしい。

毎度毎度、内装や設備はおろか、配管も含めてスケルトンから刷新してるため、そこにかかる労力や費用はそれなりでして、その回収と将来的な建物の寿命とを天秤にかければ当然の判断なんですけどね。

さみしい。

ただ、解体なんぞを考えるのはまだまだ先の話なので、ご安心を。

うん、さみしくない！

さて、そんなこんなで有終の美を飾った１F角部屋が再登場です！１Fといっても敷地から１m以上も高い位置に床面があって、窓はもっと高い位置にあるため視線が気になることはまずない感じ。

３タイプあるお部屋の中でも最も広い区画なので、その広さを生かそうと、とにかく壁面のすくないワンルームに。

経年の風合いがいい箇所だけを残しつつ、装飾や色味は抑え、シンプルでスモーキーな空間が仕上がりました。

他のお部屋で好評だった間仕切りにも活用できる可動式クローゼットを導入済み。バルコニーはありませんが、洗濯物も自転車も干せる吊り下げパイプを内蔵。鉄製でかっこいいんだな、これが。

これまでにアケボノで培った人脈と経験値、やりたいことやれること、全部のっけた最終形態です。