◆価格改定されました◆
みなさん、中間市をご存知でしょうか?
一級河川「遠賀川」を脇に構えるこのエリアは、かつて筑豊炭田の一角として発展し、この国のエネルギー産業を支えていました。
そんな歴史あるエリアですから「邸宅」と呼ぶにふさわしい物件がひっそりと残っている中、当物件もその一つ。
築88年、贅沢に作り込まれた日本家屋は、三代に渡って大切に住み継がれてきたそう。 管理状態は素晴らしく、建物の歪みや狂いはほとんどないそうで、現状では修繕必要な箇所が見当たりません。
屋根にはソーラーパネルが設置済みで、現状、一人暮らしのオーナーさんの場合、電力のほとんどが自家発電で賄えているとのこと。
室内には、複数の客間が配してあり、それらをコの字型に覆うように造られた縁側がなんとも素敵な雰囲気です。
さらに窓の外。その客間を囲むように綺麗に手入れされた庭園が視界いっぱいに広がっており、緩やかな時を演出してくれています。
ともすれば、この空間を敢えてワンルームにしてしまうなど、現代風のリノベーションを施すことで、さらなるブラッシュアップも見込めるかもしれないですね。
また、別棟の土蔵は、食材の保管など倉庫として活躍してくれることはもちろん、2階建てかつ、かつては住居として賃貸していたほどの広さがあることを考えると、なにか新しい使い道を模索してもいいのかも。
さらに、670坪を超える広大な敷地に目を向ければ、小高い森が広がっており、もはや、どこかの里山であるかのよう。
農業高校の校長だった二代目家主が、さまざまな果樹を植えられたらしく、季節ごとに柑橘や柿などの実りを楽しめるうえ、本格的な菜園が可能な畑も。
それは、丁寧にゆっくりと暮らしを紡ぎたくなる雰囲気とでも言いますか。ここが市街地であることを疑いたくなるような不思議な感覚に襲われます。
近隣のロードサイドは、結構な数のお店やショッピングモールで賑わっていたりと、思いのほか利便性は高そうでした。
とくれば、一度、遠賀川の河川敷を歩いてみてはどうでしょう。
このエリアに、居心地の良さを感じる人も少なくないような気がします。
※建物面積の内訳は以下の通り ・母屋185.11㎡(55.99坪) ・土蔵 41.32㎡(12.49坪) |