面積：

124.07㎡

数々の物件を購入しては再生させてきた、古民家を愛してやまないオーナーの新作のご紹介。

今回は久留米市田主丸町にある古民家をリノベーション。これまでも空き家に命が吹き込まれ再生していく様子をみてきた僕としては、リノベーションというより「リボーン＝生まれ変わる」という表現が適切なのでは？と勝手ながら思っています。

全体的に大幅な改装は行わず、あくまで雰囲気を壊さないようにアップデート。すべて新しくするのは、お金があれば誰でもできること。この絶妙なバランスが難しいのです。

メインのLDKは縁側から差し込む光が似合う、温かい空間に生まれ変わりました。そして、個人的に一番気になったのは存在感のある巨大なキッチン。僕が取材してきた中でダントツ1位のサイズです。これは家族総出で料理しても問題なし。このサイズでも違和感がないのは、室内がゆとりある広さであるからこそ。

1階の和室は船底天井に広縁と昔ながらのつくり。隣接する和室と繋げれば13帖の広い空間になります。2階の2部屋は既存の状態のままなので、必要あれば「事前に内容を伝えればDIY自由」とのことなので、ご自身でお好きにしていただければと。

間取りは、4LDK +３部屋＋車庫。「え!?どういうこと???」と思うかもしれませんが、昔ながらのひとつの敷地内に母屋と離れがある家屋になります。実は農家さんが多いこのあたりのエリアでは当たり前の光景なのです。

ちなみに募集面積の124.07平米は母屋のみの表記になり、離れの2階だけでも約65平米はあります。用途としては、事務所やアトリエという使い方がオススメ。トイレもついてますので、日中引きこもる分には問題ないです。あとは、パートナーと喧嘩したときとか、、、。

冗談はさておき、新しい入居者が母屋と離れをどう使いこなすかが楽しみです。仕事部屋として、趣味部屋として、、。

あなたならどう繋げますか？