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吹かせてよ、再生の風 |
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発生から7年が経過した熊本地震。その震源地として町内にある98%の家屋が被災するなど、大きな被害を受けたのが、ここ益城町でした。 その延長線上にある今、そして多くの古民家が取り壊されているという社会背景も含め、元気な姿へ「はじめまして」が出来たことに、まずは喜びの感情が込み上げます。 最大の見どころは600坪を超える敷地面積で、そこに、大正8年生まれの家屋が"ポツン" という具合のコントラストが魅力的なのですが、実際には "ドカン!" っていうレベルの建築面積であることがミソだったり。 600坪とか大正8年とかのインパクトが強すぎる情報にも触れたいのですが、それ以上に喜ばしいのは、土地の占有使用についても賃料に含まれていること。運動会でもやりますか。 さらに、周辺環境も長閑な雰囲気です。土地の境界を沿うように川が流れ、頭上には目一杯の青が広がっています。 清々しい気分で穏やかな表情を浮かべる木々と対面すれば、幹に寄りかかって昼寝でもしたくなるのが人の性。たぶん、下手な花見より春を感じられるかと。 あまりの心地良さから、ここで映画祭を開催した実績もあるそうです。提供いただいた写真を見る限り、無性にスナック菓子が食べたくなります。その観点では、この風貌にしてコンビニが近隣にあるという意外性に最大限の賛辞を送らなければなりません。 建物へのアクセスは、前述のスペースから直接も可能ですが、前面道路側から立派な門扉をくぐる動線が正規。こちらも木々に囲まれていて素敵なのですが、屋敷感が強い分、より趣きを感じられるアプローチです。 さて、ここらで大よその室内構成をザックリとご紹介。 【1階】広々とした土間・ "L"を描くように繋がっていく各8畳程度の和室が5つ・その脇に洋間が1室 【2階】8畳程度の和室・渋すぎる納戸・屋根裏スペース ポイントとしては、居心地の良い縁側や眺望が見事なコーナーサッシなどの個性際立つ空間が多いこと。また、土間への入口だけでなく外から直接出入りできるお部屋が多いので、改装のバリエーションは豊富な気がします。 用途は何であろうと相談可。ただし、借主の事業内容にあわせて内装施工は貸主側で実施させてもらうことが条件です。工事費用のボリュームによっては、賃料を変更させていただく形も想定していますのでご了承ください。 大幅な初期投資ならびに退去時の原状回復が不要という意味では、Win-Winな形となるかもしれませんね。 冒頭で触れそびれましたが、実は当物件も地震被害を受けた建物のひとつ。色々なご縁やバックアップがあり、今の姿を保っています。 室内に足を踏み入れて間もなく、どこからか聞こえてきたウィンドチャイムの音色が当物件の呼吸のように感じ、それが再生の象徴に思えたことは個人的に共有したいストーリー。 「ホテルへのコンバージョン」っていう貸主側の想定もあるにはありますが、それよりなにより、建物ならびに地域にとって良き風になれる方とのご縁を求めています。 ※土地(1990.09㎡)についても賃料に含まれており、占有使用が可能です ※定期借家契約となります(期間応相談) ※改装内容により、賃料が変動する可能性があります(詳細は、具体的協議のうえ) |
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過去に開催した映画イベントの様子。こんなとこ泊まったりしたいなぁ。(貸主提供画像) |
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2階の和室。コーナーからの眺望は特筆ものです。 |
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玄関から入ると、まずはこの空間と対面します。 |
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敷地の全体像を航空写真で。(画像引用元 Google社「Google Maps」) |