
![]() |
![]() ![]() |
|||||||||||||||||||||
威風堂々たる「本物」 |
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||||
舞台は北九州市若松エリア。このエリアを代表する近代建築のひとつである今回の物件。2019年に国の登録有形文化財建造物として登録されており、建築されたのは、なんと大正2年。驚くのは、大きな改装をせずに当時のままの姿で現存していることである。 正直、知らなかった自分が恥ずかしい。こんなにも素敵な建物が福岡にあったなんて。しかも、重厚な雰囲気とは裏腹に一般の方も自由に立ち入ることが可能。 建物内の雰囲気は、まさに「本物」。ヴィンテージという言葉でまとめるのが失礼なほどに、唯一無二を感じる。そのオーラは来訪者を潜めさせる力を持っているのか、共用部は驚くほど静かである。それゆえに歩く度に板張りの廊下が「ギシギシ」という音が大きく主張し、その響きは、自分の心にまで共鳴していく。 階段を上がると、ぐるりと1周できる回廊に、ステンドグラスが格子状に配置された天井。所々、塗装が剥げたりしているが、それも味として魅力的。 ドラマや映画のロケ地としても使用されたことがあるとのことで、僕も写真を撮りすぎて気づけば同じアングルの写真が何枚もありました。ついつい浮かれて観光気分になっていたのは、ここだけの話。 さて、盛り上がってきたところで本題へ。今回は、なんとテナント募集。 募集する区画は、1階106号室、3階の304号室、倉庫1、倉庫2の合計4区画。用途は、住居不可で店舗・事務所のみ。参考までに他のテナントの業態は、事務所・カフェ・写真スタジオ・アパレルショップなど。 どの区画もそれぞれ違った魅力があり、ここが良いと一概に言うことができないのが本音。何もしなくてもカッコ良い。 リノベーション?そんな言葉ここでは不必要。最低限の改装で、このままを楽しんでほしい。 そもそも、有形文化財に入居することなんて中々できないはず。こんなところで毎日働けたら、自分がドラマの主人公になった気がするかも。 「本物」が放つ威風堂々たる存在感。 ようこそ大正ロマンの世界へ。 ※1F 105 (70㎡) 180,000円(税別) ※3F 304 (48.59㎡) 90,000円(税別) ※倉庫1区画 (158.67㎡)160,000円(税別) ※倉庫2区画 (148.09㎡) 150,000円(税別) |
![]() |
![]() |
回廊自体が珍しいのに、この雰囲気、たまりません。 |
![]() |
建物外観。バックには若戸大橋。 |
![]() |
左が倉庫1、右が倉庫2になります。 |
![]() |
建物前の通り。ゆったりした時間が流れています。 |
賃料 | 9万円~18万円 | 専有面積 | 48.59㎡~158.67㎡ |
敷金 | なし | 礼金 | なし |
償却 | なし | 管理費 | なし |
所在地 | 北九州市若松区本町 | ||
交通 | JR筑豊本線「若松」駅 徒歩11分 | ||
建物構造 | 鉄骨造/煉瓦・木造3階建て | 所在階 | 1-3階 |
築年 | 1913年 | 取引態様 | 媒介 |
設備 | エアコン/電気/共用トイレ/共用手洗い場 | ||
備考 | ペット不可/募集戸数:4戸/住居不可/ペット不可/要火災保険契約 | ||
情報修正日時 | 2023年2月9日 | 情報更新予定日 | 2023年10月9日 |