♦︎賃料改定されました♦︎
日当たりと風の抜けにこだわった心地よい室内に、ツバメのステッカー、そして随所に貼られたカッティングシートのメッセージ。
「おっ!!どこかで見たことあるぞ。」と、わかる人はいつもご覧いただきありがとうございます。初めてご覧になる方には、これから簡単にご説明いたします。
団地を愛してやまないオーナーが、福岡市内を中心に築半世紀を迎えた古い団地の一室をクリエイティブの力で再生するリノベーションプロジェクト。
そして今回、”何気ないひとときを、もっと豊かに”をコンセプトに生まれ変わったのが、早良区有田にある美室団地のとあるお部屋。オーナー自らが手がけており、一切の妥協はなし。”とりあえず綺麗にしました”の量産型リノベとはわけが違います。
注目してほしいのは、住まいとしてのベーシックな心地良さを追求しているところ。南北2面採光という団地特有の強みを活かすべく、風の通り道を塞がないような間取り設計に。
お部屋に限らず、バルコニーに出ればさらに心地良い風を感じることができるうえ、こちらも団地特有のゆったりとした敷地と豊かな緑を目で楽しむことができます。
白とブラウン系を基調とした内装は、光と風がとてもよく似合う雰囲気で、カーテンはレースだけで良いかもと思ったほど。
床には、ナラの無垢材を使用。”乱尺張り”と呼ばれる手法で施工しており、腕のある職人じゃないと簡単にはできないとのこと。あえて長さの異なるものを使用しているため、見る角度によって色んな表情を見せてくれます。
シンプルでスタイリッシュなキッチンスペースは、壁材にレトロな印象のグレーの目地に正方形の白タイルを採用。やりすぎず、程よいバランスが絶妙でお洒落。天井からの吊り棚には、食器や調理器具を置けるので、こだわったものをチョイスしてください。
また、本プロジェクトでは初の試みを施したのが洋室の壁。福岡で活躍するアーティストさんに依頼し、ペイントしてもらったそう。日によって見え方が変わり、どんな感情の時にも寄り添えるような、日常の一部として溶け込んでくれる作品を残してくれました。
やみくもに機能性を高めるだけでなく、そのお部屋の特性を活かしたクリエイティブでグレードアップさせる。これぞまさにリノベーション。
さらに、近くには、お散歩やランニングにはもってこいの癒しのスポット『室見川緑地』があるうえ、大型商業施設などの生活利便施設も揃っている立地の良さも、おすすめポイント。
内装だけでなく、周辺環境までバッチリとは。アッパレです。
"良い物件"と呼べる1番の条件は、オーナーに愛され、住んでいる人にも愛されること。愛に包まれると物件は生まれ変わります。
そしてやっぱり案内人は、愛している僕がしないとね。 |