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ちくご移住計画2013 果樹農家編 ~九州有数の果樹生産地「うきは市」で果樹栽培を学び暮らす6カ月~

※募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。


ぶどう畑での袋かけの作業。

うきは市は筑後地域の中でもいま最も移住希望者が多いエリアの一つです。

北には筑後平野が広がり、南には雄大な耳納連山がそびえています。耳納連山から町を見晴らすと、少し霧がかった視界の向こうに平野がどこまでも広がり、本当に気持ちがいい。


白壁の町並みには様々なお店が建ち並んでます。

少し高台に登ると広大な筑後平野が見渡せます。 

自然環境を活かして、昔からぶどうや柿などの果樹の栽培が盛んである一方で、伝統的建造物群保全地区に指定された白壁の町並みにはカフェ、パン屋、ギャラリーなどが建ち並び、歴史と文化を感じさせる魅力も備えています。

そんなうきはの魅力に惹かれて、ここ数年、県内外から移住してくる人が増えています。


大沢さんが運営する「山麓屋ポカラカ食堂」。

例えば2年前に東京から移住してきた大沢さんは、白壁の町並みがある豊後街道沿いの古民家で、玄米菜食のレストラン山麓屋ポカラカ食堂を運営しています。大沢さんの移住をきっかけに友人・知人もうきはに移住し、今では、移住したいという人が相談しに訪ねてくるそうです。

また、1年前に半反の畑を借りることに成功し、米や野菜を育て、今年中にさらに1反に広げる予定で、農業の比重を徐々に増やすとのこと。


半農半Xという言葉がありますが、移住者の中には大沢さんのように農業と何かを一緒にやりながら暮らす人も少なくありません。最近移住してきた方では、雑貨屋と野菜農家、陶芸家とブドウ農家、玄米コーヒー屋と玄米農家など。

農業とそれ以外の仕事の配分は人によって、時期によってもマチマチです。 たしかに、自分のスキルを活かした仕事をしつつ、農業をやって食べていくというのは合理的。 田舎ではいくつかの収入源を持って暮らすというのは自然なことなのかもしれません。

一方で、専業農業として新しい農法や経営方法を研究しながら農業をする方も多くいます。

今回の農業研修の受け入れ先の一つであるファゼンダかじわらの梶原さんもその一人。

梶原さん

「元々は会社員をしていましたが、大学時代に研究していた果樹栽培をしたいと、会社を辞めて5年ほど山梨で修行しました。独立は地元福岡でしたいと思い、県内さまざまな場所を探した中で、うきは市の担当者さんが一番親身に相談にのってくださったので、うきはに移住し農業を始めました」
「今は、桃とぶどう、柿、すももを栽培しています。EM農法という微生物の働きによって化学肥料にたよらず土の力で農産物を育てる方法で果樹を育てています」
「今後は、収穫した果樹を使ってジェラードを製造・販売するなど農業の6次産業化もしていきたいですし、農家を増やすために自分のもとから少なくとも2組の新しい農家を育てたいですね。実は来週から大学を卒業したばかりの若者が農業を勉強したいと、働くことになってるんです」(取材日2013年3月)


ぶどうの木の手入れをする梶原さん。

ゆむたファームの養鶏場。

また、ゆむたファームの高木さんは、自分で育てた野菜を飼料にして養鶏をしています。

高木さん

「以前は横浜の生協で働いていましたが、田舎で暮らしたいと思い、生計を立てるために農業を選びました。愛媛で研修を受けて出身地であったうきはで養鶏と野菜作りを始めました」
「最近は作物が異なる2組の親しい農家と手作りの雑貨や器のショップ、ジャム工房とコラボして『うきは山の手便』という共同販売の仕組みを独自につくりました。配達して販売しています。週に1度は春日市まで配達に行きます」
「農家を目指す方が増えているのは嬉しいことですが、市外の方が畑を買って、1年目は来るけど翌年からは放棄なんていう例も多いので、農業が自分に合うのかどうか研修などで体感してみるのもいいかもしれません」

このように、自然環境に恵まれたうきは市ではさまざまなスタイルで農業に取り組んでいる方がいます。そして、うきは市としてはより多くの方にここで農業を始めていただきたく、さまざまな支援をしています。

そこで今回は、これからうきはに移住して農業を始めたい方向けに、6カ月間の住宅付き農業研修プログラムを企画しました。

プログラムの概要がこちら。

  • 期間: 2013年7月中旬 ~2014年2月中旬の期間の内3~7カ月間
  • 募集定員:若干名(個人のほか家族の同伴可)
  • 研修費:無料
  • 賃料:月額500円(水道光熱費は自己負担)
  • 応募締め切り:6月2日(日)

研修の受け入れ先は3つ。

それぞれの作物や時期についてはこちらを参考にしてください。

期間は最長7カ月ですが、希望によってはそれよりも短い期間にすることもできます。 基本的に週6日は農業研修。報酬は出ませんが、うきはの豊かな自然環境の中で農業を学びたい方にはとても有意義な時間になるはずです。

それと、定期的に農業研修の日々やうきはでの暮らしをブログで発信していただきます。 うきはは来る人を虜にしてしまう魅力があるので、農作業以外の時間もぜひ楽しんでください。

さらに研修終了後は、研修の延長や新規就農するための土地探しなど、うきは市としても積極的にバックアップしてくれるそうです。

より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。
応募は「ちくご暮らし」より。