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ちくご移住計画2013 アーティスト編 ~2カ月間、「筑後市」で暮らし制作・発表するアーティスト・イン・レジデンス~

※募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。


4月にオープンした芸術文化交流施設「九州芸文館」。

いま筑後地域で最も風景が変わりつつある場所といえば、九州新幹線「筑後船小屋」駅ができた一帯でしょう。

新駅は、県内最大規模となる192ヘクタールの「筑後広域公園」の真ん中に位置し、広大な敷地には、温泉施設や直売所、体育館やグラウンドなどのスポーツ施設、屋外ステージ、バーベキュー場まで整備されています。

そして今年4月、筑後船小屋駅の目の前に、建築家・隈研吾氏が設計に関わった芸術文化交流施設「九州芸文館」がオープンしました。


2年前に開通した九州新幹線「筑後船小屋」駅。

どこまでが敷地かわからないぐらい広々とした公園。


広大な芝生の広場には野外ステージも。

多くの人で賑わう直売所「恋ぼたる」。

元々田園であった一帯に、「九州新幹線の駅」「広域公園」「温泉施設」「直売所」「芸術文化交流施設」などが次々に完成し、景色は一変しました。

そんな新たな顔を持つのが「筑後市」。筑後地域のほぼ中心に位置し、古くから薩摩街道の交通の要所として栄え、さまざまな文化が交わる地域でした。

もともと筑後地域は豊富な地域資源を背景としてさまざまな伝統工芸があり、画家の「青木 繁」や文学者の「北原白秋」、作曲家の「古賀政雄」など、数多くの日本を代表する芸術家を輩出する地域でもあります。九州芸文館はそんな筑後地域の芸術文化の新たな拠点となっていくでしょう。

そこで今回、九州芸文館オープンに合わせて、アーティスト・イン・レジデンス・プログラムを実施することになりました。

2カ月間筑後で暮らし、筑後地域の資源を活用した作品を制作、展示していただきます。
制作を通して地域の人たちと交流し、作品発表やワークショップという形でこの地域の新しい魅力を発信してください。

テーマとなる「地域資源」は、今回「久留米絣(くるめがすり)」にフォーカスしました。
完成品である反物をそのまま使うのはもちろん、材料(糸や染料)や工程、機材、デザイン等それにまつわるテーマであればOKです。久留米絣をテーマに他の材料と組み合わせるのもアリでしょう。


機織り機を通る糸。

手織りでつくられる久留米絣。

ここで簡単に久留米絣の説明を、 久留米絣は江戸時代の後期に久留米在住の井上伝により創始された藍染の絣。あらかじめ木綿糸をくくり、藍と白に染め分け、その糸(絣糸)を用いて製織し、文様を表します。伊予絣、備後絣とともに日本三大絣の一つで、1957年に国の重要無形文化財に指定され、太宰治が好んで着ていたことでも有名です。最近は、伝統を守るだけではなく、吉田カバンやBEAMSとコラボレーションするなど新しい動きも生まれています。筑後市はこの久留米絣の中心的な生産地です。

続いて舞台となる展示スペースのご紹介。


展示場所となるエントランスホール。

展示・発表の場所は九州芸文館のエントランスホール。広さは約100平米、高さが最大9.8mの空間ですので、かなり大きな作品も展示可能です。

また、本館の入り口ということもあり、訪れたすべての人の目に触れる目立つ場所でもあります。建築家が創り出した空間を作品でアレンジしてみてください。



居住物件は庭木に囲まれたレトロ戸建。

アトリエスペースと茶室の2階。

そして、アトリエ兼居住スペースとなるのは、別棟の茶室も備える約200平米の大きな日本家屋。九州芸文館からも徒歩15分、自転車なら5分程度。周りには田園風景が広がり、落ち着いた環境です。特に茶室の2階はのんびりした空気が流れ、創作意欲が掻き立てられるかも。アトリエスペースは、広さ43平米、高さ2.5mの箱。すぐ隣に風呂があり、水場へのアクセス良好です。

滞在中の生活面、地元住民や久留米絣の工房との橋渡しなどのサポートは筑後市の担当者が、制作面でのサポートは九州芸文館のスタッフがしてくれます。また、筑後市を拠点に、個性豊かな特色がある筑後地域を満喫するのも良いかと。

こちらにプログラムの概要をまとめました。

  • 対象者:地域の新しい魅力を創り出すことに興味のあるアーティスト(ジャンルは不問)
  • 募集定員:1組(個人、団体)
  • 期間:2013年7月25日(木)~9月25日(水)(公演期間や展示期間を含む。)
  • 引越し費用補助:上限3万円
  • 作品制作費:上限30万円
  • 滞在費補助:10万円(滞在期間分合計)
  • 賃料:月額500円(水道光熱費込み)
  • 審査員:
    • 九州大学大学院 人文科学研究院教授 後小路 雅弘
    • 九州芸文館館長 津留 誠一
    • 池田絣工房 池田 光政
    • 筑後市長 中村 征一
  • 応募締め切り:2013年6月12日(水)

より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。
応募は「ちくご暮らし」より。