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ちくご移住計画2013 クリエイター編 ~隠れた魅力に溢れた「みやま市」に移住し、地域情報誌を作る6カ月~

※募集は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。


田園風景が広がるみやま市はこのような景色に溢れています。

みやま市。名前も含め、正直極めてマイナーです。6年前に3つの町が合併して新しくつくった名前だということもありますが、そもそもPRが苦手であったことも否めません。

しかし、きちんとフォーカスしてみると、全国的に見ても面白い人や商品、環境があるということにぼくたちも気づきました。

例えば、日本に3件しかない国産の線香花火を製造、販売している筒井時正玩具花火製造所
中国産の花火が市場を席巻する中、「守り続けてきた光を失うわけにはいかない」という想いを持って花火をつくり続け約70年。技術もさることながら、大切な人に贈りたくなるような洗練されたパッケージデザインは秀逸で、BEAMSやF.O.B COOPでも販売されるようになりました。


線香花火の色づけの作業。

筒井時正玩具花火製造所の線香花火。 

次にこだわりのオーダーメードスーツ専門店KUROKI BESPOKE ROOM
スーツの外商を営んでいた父親のお店を代替わりする際に、その外商を止め、オーダーメードスーツ専門店としてリニューアルした黒木さん。「もっと暮らしの中でスーツを楽しんでほしい」と、お店の内装やホームページ、サインなどをすべて一新。さらに、スーツだけではなく、地元の鉄工所やデザイナーとコラボレーションをし、シャツの袖を留めるカフリンクスを制作。一昨年のFUKUOKA DESIGN AWARD 2011に入賞し、昨年からは藤巻百貨店でも取り扱われるようになりました。


真剣な眼差しで生地を選ぶ、黒木さん。

ミシンの奥には田園風景。筑後らしい仕事環境です。

またその他にも、みやま市には日本で唯一昔ながらの製法で作っている天然樟脳の工場や、地元の高菜を使って高菜漬けをつくっている明治45年創業の老舗漬物屋など、こだわりを持って仕事をしている人たちがいます。

埋もれている魅力がみやま市にはまだまだたくさんある気がしています。

新緑と紅葉で有名なお寺「清水寺」で、プログラムを担当するみやま市企画財政課の長岡さんに伺いました。


滞在中の対応をしてくださる長岡さん。

清水寺の庭園、癒されます。

ーーみやまの魅力はどんなところでしょうか。

おいしい米や野菜などの食材と、こだわりを持った人情味のある人たちですかね。

樟脳の工場が閉まるという話が挙がると、地域の有志の方が存続のために立ち上がったり、みやま特産のセロリの新しい食べ方を提案する商品をつくる方がいたりと面白い方がたくさんいらっしゃいます。

ーーなぜクリエイターを募集するのですか。

生まれてこの方ずっとこの町に住んでいる私たちには気づかない魅力がまだまだあると思うんです。

そこで、外から来た方に、新しい視点でみやま市の魅力を発見、紹介していただきたいと考えました。

今回のちくご移住計画2013では、みやま市に移住し、暮らしや仕事を体験しながら6カ月間で地域情報誌をつくっていただくプログラムを企画しています。


それではプログラムの概要をご紹介します。

6カ月間みやま市の戸建住宅に住んで、地域情報誌を制作していただくというもの。

  • 期間:2013年9月~2014年2月までの6カ月間
  • 募集定員:1組(個人のほか家族またはグループでの参加も可)
  • 報酬:60万円
  • 賃料:月額500円(水道光熱費は自己負担)
  • 応募締め切り:6月2日(日)

居住物件は、山の麓に建つ12畳の広い居間から緑を望める戸建。
やや古いですが、8DKととにかく広いので、ゆとりある田舎暮らしを体感できるはずです。


路地の先にある今回の居住物件。

12畳もある広い居間。とにかく広いです。

情報誌制作の方は、福岡の雑誌制作会社と共同で制作していくので、デザイン・コピーライティング・編集・撮影など持っているスキルを活かしてその一部を担っていただきます。

居住する期間は6カ月ですが仕事の時間配分などは比較的自由になります。制作に関する仕事時間以外は元々持っている仕事をしてもOK。

制作が早めに終わってしまえば、残りの時間を地元や近郊での仕事を開拓するのに使ってもいいし、ある程度県外の行き来も可能です。もちろんこの間に物件を探すこともできます。

筑後地域への移住を考えているクリエイターさんにとっては、移住生活の良い助走期間となるのではないでしょうか。注意点としては、車がないと何もできない環境なので、移動手段の確保が必須だということ。

福岡R不動産ではこれまでも移住のお手伝いをしてきましたが、都会にはない魅力を持った物件を見つけることももちろんのこと、移住先で仕事ができるのか、そして地域に気の合う人を見つけられるかというのが結構重要だったりすると感じていました。

6カ月という短くも長くもない期間を地域のことを深く知りながら過ごしてみることで、見えてくることも少なくないと思います。

筑後地域に移住したいクリエイターの方、お待ちしております。

より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。
応募は「ちくご暮らし」より。