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ちくご移住計画2014 SOHO編 ~移住者を惹きつける「うきは市」に暮らし、田舎での仕事を考える1ヶ月~

今回のプログラムの舞台となるうきは市小塩地区。山間の谷ですが、開けており明るい雰囲気です。

移住者に人気のうきは市。
福岡の移住先としては、糸島と並んで人気があります。個人的には、海と言えば糸島ですが、山と言えばうきはでしょうか。

うきはの魅力はまず自然環境。
北には筑後平野広がり、南には雄大な耳納連山がそびえています。耳納連山から町を眺めると、視界の向こうに平野がどこまでも広がり、本当に気持ちがいい。

その自然環境を活かして、山辺ではぶどうや柿などの果樹、平野部では麦や米、野菜など農産物の栽培が盛んです。これだけでは他の地方とあまり変わらないのですが、うきはの中心部は伝統的建造物群保全地区に指定され、その白壁の町並みにはカフェ、パン屋、ギャラリーなどが建ち並び、歴史と文化を感じさせる魅力も備えています。

また、ここ最近では耳納連山の中腹にセンスの良いお店が増え、週末には多くの人で賑わっています。


春には果樹園の花が満開。ちなみにこちらは桃の花。

吉井町の白壁の町並み。

今回の舞台は、うきは市の中でも山間部に位置する小塩(こじお)地区。
すぐ隣は大分県日田市ということもあり、林業が盛んな地域です。

写真で見ると、結構な山の中ですが、町の中心部まで車で20分と買い物などもさほど不便でなく、そして何よりインターネットの光回線が使えるのが驚き。今まで色んな地域でトライアルステイを行なってきましたが、モバイルルーターでしかネット利用できず、都会と同じネット環境を用意できなかったことが悩みでした。


大学生と地域の人の交流会。

小塩地区で採れたきのこで商品開発も。

また、この地区では九州大学とコラボレーションして地域の魅力を再発見し、情報発信を行うなど地域外の人を受け入れる土壌もあります。

とはいえ、田舎でクリエイターとして働く際に、「ネットがあれば何とかなるのか?」「地方で新しいクライアントは開拓できるか?」など、不安な点も多いと思います。

そこで、実際にうきは市でフリーランスで働くデザイナーの川口さんにインタビューをしました。
川口さんは、うきは市の住環境と人々に惹かれ移住し、独立されました。ちなみに奥さまは耳納連山の中腹で「テカラ」というギャラリーを営んでいます。


インタビューに答えてくれた川口さん夫婦(左2人)。

川口さんが作成したキャラクターの缶バッチ。

奥さまが営んでいるテカラの店内。

ーーどんな仕事をされているのでしょうか。

もともとは映像の仕事をしていて、今は写真やグラフィックデザインもしています。あと、キャラクターを作ったり、お面や缶バッチなどの商品を作ることもあります。うきはに移住し、独立したばかりのころは仕事がなかったので前の会社に仕事をもらってやっていましたが、妻がやっているギャラリーのフライヤーがきっかけでデザインの仕事などが来るようになりました。営業はしたことがなく、過去の仕事を見た人が依頼してくれたり、誰かの紹介で仕事をいただくことが多いです。

ーーうきは市で仕事する魅力はなんでしょうか。

暮らしに重点を置けることでしょうか。仕事をするためにうきは市に来たわけではなくて、ここで暮らしたいと思い移住を決めました。
その暮らしの中でお店だったり、畑だったり、デザインの仕事など好きなことを自分のペースでできることが魅力だと思います。

ーーうきは市で仕事する上でコツはありますか。

自分の専門にこだわらないことですかね。うきは市に来るまでは映像の仕事をメインにしていたのですが、こちらに来てからデザインや写真の依頼を受けることも多いので、仕事の幅を広げています。
はじめからはお金にならない店のフライヤーや地域のマップなどを作っているうちに、それを見た人から仕事をいただくことも多いので、自分が面白いと思うことを自発的にやることがコツかもしれません。


それではプログラムの概要をご紹介します。

1ヶ月間うきは市の戸建住宅に住んで、うきは市の情報発信をしていただくというもの。

  • 期間:2014年7月~2014年11月のうちの2週間~3ヶ月
  • 募集定員:若干名(個人のほか家族又はグループでの参加も可)
  • 報酬:5万円
  • 賃料:月額500円(水道光熱費は自己負担)
  • 応募締め切り:6月22日(日)

居住物件は、山間の谷にある日本家屋。意外に開けていて、緑に囲まれています。
敷地内には畑や納屋もあり、いろいろなことができそう。


緑に囲まれた日本家屋。

室内は8畳の和室が3つも連なり、広々とした空間。

居住する期間は2週間~3ヶ月と自由に選べ、仕事の時間配分などは自由ですので、自分のスタイルに合わせて普段の仕事をするのもいいですし、地元や近郊での仕事を開拓するのに使っても。打ち合わせなどで福岡や東京を行き来することもOKです。

もちろんこの間に物件を探すこともできます。そして、少しですが報酬も出ます。
田舎へ拠点を移したいという方には、本当にできるか試す機会としてちょうどいいのではないでしょうか。注意点としては、車がないと不便な環境なので、移動手段の確保が必須だということ。

福岡R不動産ではこれまでも移住のお手伝いをしてきましたが、都会にはない魅力を持った物件を見つけることはもちろんのこと、移住先で仕事ができるのか、そして地域に気の合う人を見つけられるかというのが結構重要だったりすると感じています。

実際に住んでみることで初めて分かることも多いので、地方に拠点を移すことを考えている方、お待ちしております。

より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。
応募は「ちくご暮らし」より。