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ちくご移住計画2014 クリエイター編 ~隠れた魅力に溢れた「みやま市」に暮らし、地方に仕事を作る4ヶ月~
text=坂田賢治(DMX/福岡R不動産)

平野が広がるみやま市ではこのような田園風景が溢れています。

昨年6ヶ月にわたり、みやま市に滞在し地域の情報誌を作成していただいたクリエイター編。
今年は体験しやすいよう期間を短くし、グルメマップを作成していただきます。

※昨年のプログラムの様子は、参加したクリエイターのブログがありますので、こちらをご覧ください。

2011年のトライアルステイからたくさんのクリエイターさんが筑後地域に滞在していただきました。その中には実際に移住された方もいましたが、ある理由で断念した方も多かったです。

その理由は、移住先での仕事を生み出すのに不安があること。筑後に拠点を移しても、仕事は東京や福岡など都会のクライアントとのものだけだと移住する魅力が少ないと考える方が多いようです。筑後に住むなら筑後の仕事もしたい、と。

そこで今回は、グルメマップを作る過程で地域の飲食店と交流していただいたり、講座の講師をしていただくことで地域の事業者と繋がっていただく機会を作りました。

実際に僕も3年ぐらい筑後に通っていますが、仕事で関わることで地元の事業者さんと仲良くなる機会が多かったです。何かを一緒に行なうことで、人となりが分かり、その後の関係に繋がるような気がします。これは都市部でも言えることですが、ローカルだとよりその傾向が強いです。

さて、今回の舞台となる「みやま市」、昨年も書きましたが、正直なところまだまだ知名度がありません。


有明海で盛んな海苔の養殖。

みやま市の山間部ではミカンが有名。

でも、実は食材の宝庫です。
例えば、海では有明海の海苔、畑では麦やセロリ、高菜などの豊富な農産物、さらに山にはミカンやタケノコなど、合併して大きくなったみやま市は海も山も川も平野もあり、それぞれの自然の恵みを味わうことができます。


赤米などの珍しい品種も栽培しています。

天然の炭酸水である長田鉱泉。

そんな豊富な食材を味わえる飲食店があるのですが、案の定、情報発信がうまくできていません。

また、情報発信やブランディングなどお客さんにきちんと存在を知らせることがまだまだ不得意な事業者が多いため、その必要性と方法を学ぶ機会も必要だと感じています。

そこで今回のプログラムでは、自然豊かな環境でくらしながら、地域の情報発信力を上げるお手伝いをしてくださるクリエイターを募集します。

具体的には、4ヶ月間みやま市の戸建住宅に住んで、グルメマップを制作していただくというもの。

  • 期間:2014年9月~2014年12月までの4ヶ月間(6ヶ月間まで延長可)
  • 1組(個人のほか家族又はグループでの参加も可)
  • 報酬:30万円
  • 賃料:月額500円(水道光熱費は自己負担)
  • 応募締め切り:6月30日(月)

居住物件は、山の麓に建つ12畳の広い居間から緑を望める戸建。
やや古いですが、8DKととにかく広いので、ゆとりある田舎暮らしを体感できるはずです。


路地の先にある今回の居住物件。

12畳もある広い居間。とにかく広いです。

グルメマップの方は、みやま市の観光協会と共同で制作していくので、デザイン・コピーライティング・編集・撮影など持っているスキルを活かしてその一部を担っていただきます。

居住する期間は4ヶ月ですが仕事の時間配分などは比較的自由になります。制作に関する仕事時間以外は元々持っている仕事をしてもOK。打ち合わせなどで市外と行き来するのも自由。もっと滞在したいという方には最長6ヶ月まで延長することが可能です。

講座の内容については、市の担当者と相談して決めていただきます。地方では、まだまだデザインやコピー、文章の大切さや重要性を知らない方が多いので、この講座をきっかけに事業者のみなさんにもっと身近なものになってもらえたらと考えています。

もちろんこの間に物件を探すこともできますし、グルメマップや講座で知り合った事業者さんとの仕事を開拓するのに使ってもいいかも。そして、報酬もそれなりに出ます。

筑後地域への移住を考えているクリエイターさんにとっては、移住生活の良い助走期間となるのではないでしょうか。注意点としては、車がないと不便な環境なので、移動手段の確保が必須だということ。

4ヶ月という期間を地域のことを深く知りながら過ごしてみることで、見えてくることも少なくないと思います。

地方での仕事を作りたいと考えているクリエイターの方、お待ちしております。

より詳細な募集要項はこちらをご覧ください。
応募は「ちくご暮らし」より。